
お客様からの問い合わせで最近多いのが、シーリングファンの回転方向(風向き)についてです。
結論から言うと、空気を撹拌させるという観点からは風向きによってその効果に違いはありません。
シーリングファンを使えば、どちらの風向きで回しても、部屋の空気はある程度均一にする事ができます。
ただ、風が直接人にあたると体感温度が下がってしまうので、
その側面から考えて、下記のように運転するのがおすすめです。
■冬場の回転方向は上向きがおすすめ
下向きにファンを回して、直接人に風を当ててしまうと、寒く感じてしまいますので、冬場は上向きに回して、壁伝いに暖かい空気が足元に流れ込んでくるようにします。
想像して見てください、快適そうでしょ?
これにより、部屋の温度を均一に近づける事ができるので、
暖房の温度設定をを3℃~5℃くらい下げることができ省エネに繋がります。
しかも、暖房の温度を下げるということは湿度を下げることも抑えてくれますので、
乾燥によるドライアイや眼精疲労などにも効果的という意見もありました。
■夏場の回転方向は下向きがおすすめ
逆に夏場は、直接ゆったりとした風を人に当てて体感温度を下げるようにします。
人は、風速1.0m/s気流で体感温度が3.3度も下がるという実験結果がでているので、
冷房の温度を高めに設定しても快適に過ごす事ができます。
いかがでしょうか。
だんだんと浸透して来ているシーリングファンですが、
まだまだこの快適な生活を体験できていない人が多いと思います。
一般的な高さの240cmの普通の天井にも取り付け可能な
下記のような薄型シーリングファンもぞくぞくと出てきていますので、是非検討してみてはいかがでしょうか?
薄型でLED照明のシーリングファンはこちら
その他わからない事があれば何でもお答えします。
シーリングファン専門店の店長より